仲間と共に

東大阪大学・東大阪大学短期大学部介護福祉学科で教授でいらっしゃる
梓川一先生の論文をご紹介します。その前に論文を読んだ私の感想を書かせていただきたいと思います。少しお付き合いお願いします。

私がピアカウンセラーの講習を受けた時に、講師を務めていらっしゃった梓川先生と出会い、梓川先生の書いた論文の冊子をいただきました。
先生も辛い闘病生活を経験されており、患者当事者の目線に立って、同病者
(仲間=Peer)との交流がいかに大切であるかを語られていらっしゃいます。

私達は「同じ経験を持つ、同じ環境にいる」患者だからこそ共感でき、
支え合うことで「生きている意味」を感じることができます。これは
病に苦しんでおられる全ての方々にも言えることではないでしょうか。

はじめは病を受け入れられなかったり、症状に苦しみ望みが持てない状況
であっても、全ての人が「当事者」です。
支え合うことで、ありのままの自分を受け入れられたり生きる価値を見出すことができると再確認しました。「前向きな覚悟」という言葉に、自分自身を重ねました。
HPやSNSを通じて「仲間」との支え合いをしていきたいと思います。

PDFファイルを添付しましたので、ぜひお読みください。

人生の質的転換  難病者の苦悩の本質  
ささえあいから生まれる「苦悩の語り」と価値認識の変容

 

投稿日:2021年1月24日 更新日: